"舞い降りた I" was snow

ごじゃ、tak、パプ、ウタ、変態I、TDNで観に行きました。
海老名で映画は久しぶり!

映画「涼宮ハルヒの消失」感想

注:ネタバレ満載です。




消失。

都内を含む各所で、雪が降り出す最近。
ある意味この時期にぴったりの作品でした。
秦野や厚木でも雪のようなものをたまに見かけるね。

今も、外を見ると、"ユキ"、ちょっと降ってるな。

3時間近くあり、映画としては長めの作品です。
と言っても、無駄な描写や飽きが来る様な詰まらない部分は無く、
3時間をフルに使って描ききっていたと言う点は本当に高評価です。

京アニ・ランティスを始めとした各社が全力を尽くした感がある
すばらしい映画だと感じました。

こいつらは正直何を言っているんだ?…って言う
SFミステリー系とは違って、
謎を確認させた後、分かりやすい解説をしてくれていたり
(大人みくるや古泉による時間軸の図解仮説など)
単に意味不明なセカイ路線やミステリー物を突き進むのではなく、
アンサーを用意しているセンチメンタル系映画ですかな。
ファンタジーやジュブナイル、ある意味ラブロマンスでも正しいと思う。

映画館では男女比が6:4~5:5近くで
年上が多く、意外なことに(?)女性客も多かったです。
流石に大人気作だけありますね。
でもこれは長門の気持ちを考えると、女の子の方がじわっとくる映画かもしれない。
考えてみると凄く哀しいです。


基本的にキョンを中心とした時間周りで、
タイムループ等がナチュラルに行われる不思議世界が舞台なハズでした。
3時間あったから序盤(プロローグ)はキャラの解説かと思いきや、
ほぼずっと本編でした。ある意味1期2期を復習しておいて良かった。
何にも知らない人が見ると、感動は30%減ですね。
本当に3時間もよくやった。

~各キャラの出番~
妹「キョン君!起きてー」
妹「シャミ~朝だよー シャミシャミ~♪」
(他、キョンに猫のように遊ばれる)
…こんな毎朝起こしてくれる"動物"妹欲しいぜwww

鶴屋さん:そこそこ活躍。カッケェにょろ!
国木田、谷口、朝倉さんにもかなり見せ場がありました。
3時間を有効に使って、全キャラ万遍なく動かしていたかな。
~~~~

そして望んだキョン。
『あっさり』エンターキーを押してしまい後から少し考える辺り
いかにも人生の選択らしいですよね。

入部届を書いていたら…きっと別のシナリオが待っていたのだろう。
情景描写や物の扱いも、流石に深いですね。

結構モブキャラ(背景キャラ)が動いてたり台詞も多かったり
可愛い娘が多かったり、モブにまで非常に力を入れていました。
自分で自分を叱ったり、助けに行ったりするのは不思議で面白いね。
時間軸や日時の描き方も、目覚まし時計の音とかと上手くギミックさせていた。


長門からすると、自分で造った世界を
『あっさり』自分で壊さなければならない。
通常長門はそれをエラーとかバグみたいな様子で素っ気無く答えてるけど、
やっぱり積み重なったバグは、そういうものじゃないよね。

造られた人型の機械宇宙人だって
感情は持つかもしれないんだ。

あれだけ旅行したり夏休みを15000回繰り返したりしたら、
"バグ"と言う名の恋愛感情も溜まりま──

YUKI.N>Ready?
「ありがとう」

そして、雪の描写。
あっちの世界で、こっちのユキを選んだキョン。

最後の図書館での「台詞が無い」終わり方も、
今後の変化を予感させる、
もしかしたら長門ですら普通の人間になれるのでは?
って感じを持たせる、なかなかベストなラストでしたね。

長門らしいや。

映画館がこんなにもシーンとした中で、
照明が明るくなったのは、正直初めてです。


長門は可愛いけれど、やっぱり眼鏡無い方がいいよね。
あと異世界ハルヒのポニーテール体操着はヤバイ。
ちょっと響に似ててあれは三十数点評価が上がるのも理解できる。
イイ!
だがしかし俺は長門ぉぉぉおおおおおって叫ぶよりも
鶴屋さんとキョン妹を取るぜ!!!この(21)め!
スモークチーズはいるかいっ?


音楽の使い方も凄かった。
あえて独唱になっている、長門の歌は感動的。
Little Nonの歩行者天国とかパーキッツのバラード系の曲と似ています。

 選ばれた未来を 見送る扉
 ”願いが叶っても 忘れないで”
 忘れないで…



 消える世界にも 私の場所がある
 それを知らない 自分でさえも


曲名「優しい忘却」

優しいけどね。これは凄く切ない。
普段の長門があんなだからこそ、少し手を引いちゃう所とか悲しすぎる。
結局、思い切って望んでみたけど、キョン君は応えてくれなかった。
でも見捨てたわけでもなく、これからを歩んでくれる。
近くて届かない、長門が見せた僅かな感情が生んだ歯がゆい終わり。

これは別に宇宙人に限ったことじゃなくて
普通の人間でも愛に"暴走"する事はあるのだろう。
100点満点中100点の映画でした。

コメント

トラックバック